北海道　　アポイ岳

訪問日：2005.5.2１（土） 標高約８１０．６ｍ、花の名所として知られており（花の百名山）、カンラン岩が露出している上部には蛇紋岩固有の植物が生育し、ヒダカソウはじめこの山固有の花が咲き乱れる。これら植物群は国の特別天然記念物に指定されている。残念なことにヒダカソウは盗掘に遭い今では２箇所、ロープの内側からしか見られない。必死に保護活動を行っているが結果はあまり思わしくない。人による盗掘とハイマツの進入による植物遷移の結果だ。

９合目の印の大岩。ここまで来ないとヒダカソウは見られない。もう少しで頂上。頂上はダケカンバの林で眺望は良くない。

馬の背より上に咲く、エゾキスミレ。近くにはアポイタチツボスミレも咲く。

頂上から見た幌満お花畑方面。監視小屋が建っている。ハイマツが進入している。上奥は太平洋だ。

入り口の靴洗い場。外来種を持ち込まないようにしっかりと洗いましょう。