カタクリ(片栗) | ユリ科 |
分布:北海道、本州、四国、九州 場所:山地のやや明るい林内 |
花の時期:4−5月 花の色:赤紫色 |
草丈:10−15cm 茎: 葉:長楕円形の斑のある葉を2枚つける。有柄。 花:5枚の花被片が大きく反り返る。基部に紫褐色の模様がある。 果実: |
特徴等: |
撮影地:北海道地球岬(2006.5.3) Pentax *istDS |
カタクリは小さな頃から見慣れた花だ。下向きに咲く花を見るとやっと春が来たと思ったものだ。山から深い20−30cmはある根っこ(鱗茎)を掘り出し家の庭に植えた。カタクリは10年くらい経たないと花が咲かない。咲かないうちは葉は1枚だけだ。北海道の山には大きな群落があり、有名なところが沢山ある。撮影に行きたい所だが被写体としてはなかなか難しい花だ。春になると店先に花を束ねたのが沢山売られている。お浸しにして食べると美味しいが10年経たないと花が咲かないことを考えるとこのまま乱獲を続けると絶滅が心配だ。古くはここから片栗粉を採った。 |
暑寒別岳(2006.6.19) Pentax *istDS |